2016/10/20

知恩院の英訳 -京都府-

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こんにちは、Kyo-Boyです。

このBLOG、だらだらとテキトーに続けてきましたが、今年の7月で開設1年になりました。

……完全に忘れてましたが(笑)

私事ですが、4月より職に就き、元々高くなかった更新頻度がガクッと落ちてしまいました。

休みの日はBLOGのネタ&更新!と意気込んでいたものの、ダラダラとしてしまって……。


今、どういう記事を書いていたのか読み返していて、「次は○○を採り上げます!」と言っていたものの、採り上げていなかった神社仏閣があるなあ……と思いまして。

したがいまして、今回の記事は……






知恩院 を採り上げたいと思います。(ちなみに参拝したのは今年の3月頃です。中央の御影堂は修繕中で入れませんでした。)


人気の神社仏閣が集まっている京都市東山区にある知恩院ですが、巨大な三門(一般的には山門と表記するものが多いですが知恩院の場合は三門だそうです)が特に有名です。


画像じゃあまり伝わらないかもしれませんが、とにかくデカイ!!

知恩院ホームページによると、高さは24メートル・横幅50メートル・屋根瓦の数は約7万枚だそうです。

その迫力はただただ溜息が出るばかり、多くの観光客の方は皆々一様にカメラ、スマホを向けています。


また、三門だけでなく、御影堂の鴬張りの廊下も有名です。

参拝時は、御影堂修繕中につき入れませんでしたが……。

ではでは、知恩院の歴史から



知恩院(ちおんいん)は、京都府京都市東山区にある浄土宗総本山の寺院。山号は華頂山(かちょうざん)。詳名は華頂山知恩教院大谷寺(かちょうざん ちおんきょういん おおたにでら)。本尊は法然上人像(本堂)および阿弥陀如来(阿弥陀堂)、開基(創立者)は法然である。

浄土宗の宗祖・法然が後半生を過ごし、没したゆかりの地に建てられた寺院で、現在のような大規模な伽藍が建立されたのは、江戸時代以降である。徳川将軍家から庶民まで広く信仰を集め、今も京都の人々からは親しみを込めて「ちよいんさん」「ちおいんさん」と呼ばれている。
(引用元:Wikipedia)


法然が開祖である浄土宗の総本山です。


ここで注目すべきは”京都の人々からは親しみを込めて「ちよいんさん」「ちおいんさん」と呼ばれている”という点ですね。


愛着を込めて、いわゆるニックネーム、あだ名ということでしょう。

では、このニックネームは英訳されているのでしょうか。




①:Chion-in
(槇野 修著 『対訳 寺社を歩けば京都がわかる』 2010年)


②:Chion-in
(ジョン・モリス英文翻訳 『楽しく歩ける!楽々わかる!英語対訳で旅する京都』
2014年)

③:Chion-in
(ディビット・A・セイン英文作成 『京都を英語で言ってみる』 2008年)

④:Chion-in Temple
(マーティン・ピディントン&ステュワート・ワックス監修
 『気軽に英語でおもてなしin KYOTO』 2008年)

⑤:Chion-in
(アダム・フルフォード英文作成 『英語で京都を案内できますか?』 2011年)



5冊程採り上げてみましたが、必ずハイフンを用いていました。

知恩院をハイフンを用いず表記すると、Chionin となりますが、「ちおにん」か「ちおんいん」なのかわかりにくいから、ハイフンを入れているのでしょうか。

また、「ちよんいん」もしくは「ちおいん」という英語表記も見受けられませんでした。

……まあ正直、ないだろうとは思ってましたが(笑)


ウェブサイトではどうでしょうか。




⑥:Chionin Temple

⑦:Chion-in Temple

⑧:Chionin Temple
(tripadvisor→リンク先は日本語表記になってます)

⑨:Chion-in Temple

⑩:Chion-in




5つのウェブサイトの英語表記を採り上げましたが、こちらもハイフンを用いた表記が目立ちます。


知恩院の場合、明確な英語表記のルールの統一よりも表記の読み易さが重要であるのかもしれません。

こんなこと言えばこのBLOGの存在を否定するかもしれませんが、前提として外国人観光客が読めればOKというのがあると思います。

統一規則が必ずしも正であるというのは少し言い過ぎなのかもしれません。

……私は神社仏閣問わず、日本の固有名詞に対しては規則があるべきだと思っていますがね(笑)。




で、ここで一枚画像を……






以前、平安神宮の記事を上げたときに使用した画像です。

このChioin Temple という表記が「京都の愛称」なのか「脱字」なのかは定かではありませんが、表記の不統一に面白さを感じたから、というのがこのBLOGを始めたキッカケの一つです。








その他の案内看板は以上の通りになっています。

やはり、知恩院はハイフンを入れるのが主流となっているようですね。




Chion-in Temple has the biggest Sammon Gate in Japan.
Higashiyama area in Kyoto city is very popular area for tourists thanks to famous temples and shrines, including Chion-in Temple.

By the way, people in Kyoto often add "san" to the names of temples and shrines.
In the case of Chion-in Temple and Fushimi Inari-Taisha Shrine, they call this temple "Chion-in san" and "Inari san".
The word "san" itself does not have a specific meaning, but people in Kyoto use this word to express their respect or attachment.
However, young people rarely use this word for temples and shrines.



なかなか更新する時間が取れていませんが頑張って続けていきたいと思います。

……人気スポットはやはり漏らすことなく採り上げたいので、次の出先は嵐山辺りを考えています。

紅葉進むころには嵐山は大混雑になるので、出来れば今月中に行きたいですが……。



では、今回はここまで。

お読みいただきありがとうございました。







-Good English, Good Japan-



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2 件のコメント:

  1. うーん。難しい英語です。でもなんだか参考になりました。

    Parthkun(https://www.ulatus.jp/)

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    1. コメントありがとうございます。
      拙い英語ですが、少しでも参考になればとても嬉しいです。

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