お久しぶりです、Kyo-Boyです。
前回の記事から3か月以上空けてしまいました……。
所用があり、なかなか更新……というよりパソコンを起動する時間もありませんでした。
少し前にtwitterでは画像をUPしたのですが、今日採り上げるのは……
京都市北区にある 源光庵 です。
(ちなみに、参拝したのは6月です……。)
正式名称は鷹峯山寶樹林源光庵です。
京都市内中心部から、少々はずれた北区にあります。
京都市内の神社仏閣はそこそこな数を巡ってきました(そう思いたい)が、ここ源光庵は長らく参拝したいと思っていた寺院です。
名前は聞いたことがあるという方も多いかと思います。
ここ源光庵で有名なのが
上の四角い窓が 迷いの窓 、下の丸い窓が 悟りの窓 です。
季節が季節だったので、窓越しに見える紅葉は緑でしたが、夏の爽やかさを感じます。
なぜ四角=迷い、丸=悟りなのか、いわゆる名前の由来についてですが
円は”禅と円通”の心を表し、それは宇宙全体を表しています。
私が大学院生の頃、仏教関連の書物を英訳して読んでみるという講義を受けていたことがあります。
その時に担当してくださっていた先生は
「円は角形みたいに複数の線で形成されているものじゃなくて一本の線で作られている。
複数の線で形成されていると小さいながらも必ず角が出来る。
その角がなくなった状態=悟りである。」
と仰っていました。
私はここの角というのが迷いなのだろうと解釈しましたが、これが果たして正しい解釈なのかどうかはわかりません。
ただ、私は角形よりも円の方が形として綺麗に感じます。
迷うことが綺麗ではない、と言うと今日迷っている自分自身を卑下しているように思ってしまいますが(笑)
ちなみに、一般的な四角の窓が表している迷いとは、生・老・病・死、人の一生を迷いとして表しています。
決して迷いとは今もしくは未来に進むべき道を見失うことではありません。
私たちが生きるということ=迷い続けるということなのでしょう。
長くなりましたが、私がここ源光庵を訪れたいと思っていた理由はもう一つあります。
私大好き血天井です。(写真撮影は出来そうでしたが自重しました。)
詳しい解説を載せたものがあったので、撮影させていただきました。
関ヶ原の戦い(伏見城の戦いは前哨戦ですが)から400年余りの今日、その痕跡を生々しく見ることが出来る血天井。
若干ホラー要素有りですが、是非見ていただきたいと思います。(こちらもどうぞ→養源院の記事)
では、タイトルにも書きました源光庵の英訳なのですが……
数がかなり少なかったです。
有名寺院、神社が密集するエリアと比べると、観光客が少ないのもあると思います。
複数言語載せることで迷わないように、分かりやすいように、という点が重視されているとは思いますが、日本語表記と中国語表記が全く同じ漢字で表せるなら、中国語表記はいらないようにも思いますが……。
少なかったですが、持っている書籍に英語表記が載せられていました。
①:Genkoan
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前回の記事から3か月以上空けてしまいました……。
所用があり、なかなか更新……というよりパソコンを起動する時間もありませんでした。
少し前にtwitterでは画像をUPしたのですが、今日採り上げるのは……
京都市北区にある 源光庵 です。
(ちなみに、参拝したのは6月です……。)
正式名称は鷹峯山寶樹林源光庵です。
京都市内中心部から、少々はずれた北区にあります。
京都市内の神社仏閣はそこそこな数を巡ってきました(そう思いたい)が、ここ源光庵は長らく参拝したいと思っていた寺院です。
名前は聞いたことがあるという方も多いかと思います。
ここ源光庵で有名なのが
上の四角い窓が 迷いの窓 、下の丸い窓が 悟りの窓 です。
季節が季節だったので、窓越しに見える紅葉は緑でしたが、夏の爽やかさを感じます。
なぜ四角=迷い、丸=悟りなのか、いわゆる名前の由来についてですが
円は”禅と円通”の心を表し、それは宇宙全体を表しています。
私が大学院生の頃、仏教関連の書物を英訳して読んでみるという講義を受けていたことがあります。
その時に担当してくださっていた先生は
「円は角形みたいに複数の線で形成されているものじゃなくて一本の線で作られている。
複数の線で形成されていると小さいながらも必ず角が出来る。
その角がなくなった状態=悟りである。」
と仰っていました。
私はここの角というのが迷いなのだろうと解釈しましたが、これが果たして正しい解釈なのかどうかはわかりません。
ただ、私は角形よりも円の方が形として綺麗に感じます。
迷うことが綺麗ではない、と言うと今日迷っている自分自身を卑下しているように思ってしまいますが(笑)
ちなみに、一般的な四角の窓が表している迷いとは、生・老・病・死、人の一生を迷いとして表しています。
決して迷いとは今もしくは未来に進むべき道を見失うことではありません。
私たちが生きるということ=迷い続けるということなのでしょう。
長くなりましたが、私がここ源光庵を訪れたいと思っていた理由はもう一つあります。
私大好き血天井です。(写真撮影は出来そうでしたが自重しました。)
詳しい解説を載せたものがあったので、撮影させていただきました。
関ヶ原の戦い(伏見城の戦いは前哨戦ですが)から400年余りの今日、その痕跡を生々しく見ることが出来る血天井。
若干ホラー要素有りですが、是非見ていただきたいと思います。(こちらもどうぞ→養源院の記事)
では、タイトルにも書きました源光庵の英訳なのですが……
数がかなり少なかったです。
有名寺院、神社が密集するエリアと比べると、観光客が少ないのもあると思います。
複数言語載せることで迷わないように、分かりやすいように、という点が重視されているとは思いますが、日本語表記と中国語表記が全く同じ漢字で表せるなら、中国語表記はいらないようにも思いますが……。
少なかったですが、持っている書籍に英語表記が載せられていました。
①:Genkoan
(アダム・フルフォード英文作成 『英語で京都を案内できますか?』 2011年)
英語表記の違いを示せるなら、ハイフンを使うか否か、またGenkoanの後にTempleを付加するかどうかぐらいでしょうか。
では、ウェブサイトの方を採り上げてみます。
②:Genko-an Temple
③:Genko-an Temple
悟りの窓は有名ですが源光庵となると採り上げている書籍やウェブサイトはかなり少なかったです。
紅葉の季節になると多くの観光客で賑わうのですが、メジャーどころの寺院と比較すると……というところでしょうか。
Genko-an Temple is located North area in Kyoto city.(over 30 minutes walking from Kinkaku-ji Temple...)
If you visit Genko-an, it is useful to take the bus from Kitaoji Station(Kyoto Subway).
If you take the bus from Kyoto Station, you must transfer the bus.
Genko-an Temple is famous for the two windows:window of enlightenment(Satori no Mado, round window) and window of delusion(Mayoi no Mado, square window).
In Zen Buddhism, round means universe and square means four delusion:birth, aging, sickness and death.
Moreover, the blood ceilingboards(Chi-tenjo) are also famous like Yogen-in Temple.
You can see the blood hand and foot prints on the ceilingboards.
更新できずでごめんなさいm(_ _)m
なんとか昔の更新ペースを取り戻したいと思います。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
If you visit Genko-an, it is useful to take the bus from Kitaoji Station(Kyoto Subway).
If you take the bus from Kyoto Station, you must transfer the bus.
Genko-an Temple is famous for the two windows:window of enlightenment(Satori no Mado, round window) and window of delusion(Mayoi no Mado, square window).
In Zen Buddhism, round means universe and square means four delusion:birth, aging, sickness and death.
Moreover, the blood ceilingboards(Chi-tenjo) are also famous like Yogen-in Temple.
You can see the blood hand and foot prints on the ceilingboards.
更新できずでごめんなさいm(_ _)m
なんとか昔の更新ペースを取り戻したいと思います。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
-Good English, Good Japan-
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