2019/09/01

晴明神社の英訳(2) -京都府-

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Kyo-Boyです。

前記事では、晴明神社の紹介のみでしたが、今回は英語表記を採り上げていこうと思います。



前記事では採り上げておりませんでしたが、晴明神社の由来から……


晴明神社は、平安時代中期の天文学者である安倍晴明公をお祀する神社です。
創建は、寛弘4(1007)年。晴明公の偉業を讃えた一条天皇の命により、そのみたまを鎮めるために、晴明公の屋敷跡である現在の場所に社殿が設けられました。
古い資料によれば、創建当時の晴明神社は、東は堀川通、西は黒門通、北は元誓願寺通、南は中立売通という広大なものであったとされています。ところが、応仁の乱の後、豊臣秀吉による都の造営や度重なる戦火によって、その規模は縮小。古書、宝物なども散逸し、社殿も荒れたままの時代が続きました。
その後、式年祭の度に、氏子が中心となって整備・改修が行われ、昭和25(1950)年には、多年の宿望であった堀川通に面する境内地が拡張されるなど、晴明公の御神徳を仰ぎ尊ぶ崇敬者の真心によって復興が進められました。
近年は、文芸、漫画、映画などを通じて晴明公の存在は広く知られ、全国にその崇敬者を集めるようになりました。平成15(2003)年には、御鎮座壱千年祭が斎行されました。

創建は古いですが、現在の場所に拡張されたのは今から約70年前とあります。




では、まずは書籍における英語表記から……


①:Seimei Jinja
(ジョン・モリス英文翻訳『楽しく歩ける!楽々わかる!英語対訳で旅する京都』
2014年)

英語表記を載せている書籍は少なかったです。

私が訪れた時、海外からの参拝者の方は少なかったです。

パワースポットとして知られている……というのは、あくまで日本国内の認識なのかもしれません。

では、続きましてWEBサイトの表記を見てみたいのですが、WEBサイト上でも、晴明神社の英語表記はあまり多くありませんでした。

(japan-guide.com)


(viator)


WEBサイト内でも、個人投稿の欄、しかもその中の一行に記載はありました。

ただ……

(WorldTravelGuide)

全く表記がないものもあれば……


②:Seimei Shrine

WEBサイト上にページが設けられているものもあります。

(JapanTravel)

Seimei と入力すると、製麺所が出てくるWEBサイトなんかもあります(笑)


では、次は案内看板、案内標識を採り上げたいと思います。






Seimei-jinja Shrine、Seimei Shrineという英語表記になっていましたが、バス停のSeimei Jinja-mae という英語表記は面白いですね。

言葉の区切りを 晴明 / 神社前 としていますが、Seimei-jinja という英語表記がバス停付近に点在していると、少し違和感がありますかね。

また、晴明と神社の間にスペースを入れていますが、ここはハイフン(-)で繋いで、Seimei-Jinja-mae とはしないんですね…。

ここ晴明神社から南に進むと、京都を代表する国宝である二条城があり、その最寄駅は地下鉄東西線の二条城前駅です。


小さくですが、Nijo-jo Castle と補記されています。(二条城にも訪れていますので二条城の記事はまた後日)

観光地最寄の電車の駅、バス停には、この様に「〇〇〇へお越しの方はここでお降りください」と分かるように補記すると丁寧ですね。




Seimei-jinja Shrine is one of the most popular shrines in Kyoto, especially for women.
In Japan, there are many shrines and some of them are famous for getting mystical, spiritual energy.
We Japanese call them "Power Spot".
The word "Power Spot" is Japanese English.

Seimei-jinja Shrine is located along Horikawa-dori Street and it is useful to take the bus.
I walked to this shrine from Nijo-jo Castle about 30 minutes.


二記事に渡り、晴明神社を採り上げました。

ここ晴明神社を参拝した同日に、いくつか別の神社も参拝しておりますので、次回以降順々に採り上げていきたいと思います。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございます。




-Good English, Good Japan- 
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