Kyo-Boyです。
8月も下旬、猛烈な暑さは少し治まってきましたでしょうか…。
今回採り上げますのは……
京都市山科区にあります 勧修寺 です。
私が勧修寺を訪れたのは、昨年の4月でした。
拝観入り口傍には、綺麗な桜も咲いていました。
突然ですが、この記事を読んでいただいている皆様は"そうだ、京都行こう"という標語をお聞きになってことはございますでしょうか。
JR東海が行っているキャンペーンの標語なのですが、毎年様々な寺社や京都の風景、街並みを紹介しています。
ここ勧修寺は2018年春の舞台となり、一躍名を知られることとなりました。
ご参考にどうぞ→YouTube "そうだ、京都行こう"公式動画
動画ほど綺麗な動画はド素人の私ではなかなか……^^;(笑)
では、勧修寺の由来から採り上げていきましょうか。
真言宗山階(やましな)派の大本山。山号は亀甲山。昌泰三年(九〇〇)に藤原胤子(いんし、醍醐天皇の生母)の願いで藤原定方(さだかた、胤子の弟)が祖父の宮道弥益(みやじのいやます)の邸宅跡に開創。
承俊律師を開山に迎え、のち醍醐天皇の勅願寺となる。
本尊の千手観音は醍醐天皇の等身大とされる。
Kaju-ji Temple is located in Yamashina area, Kyoto city.
This temple is chosen as the symbol of Japanese tourism campaign.
This temple's name is written "勧修寺" in Japanese character kanji, but this name has two kinds of pronunciation "kajuji" and "kanshuji".
The pronunciation "Kajuji" is the formal one.
Now "Kanshuji" may put in many direction boards and guide books, but "Kajuji" and "Kanshuji" have the same meaning.
So if you visit this temple, it may be good to remember the two pronunciations not to get lost.
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
※夏の京都に来られる際は、熱中症にご注意を。
※Please do not forget to drink something cold if you visit Kyoto in summer.
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8月も下旬、猛烈な暑さは少し治まってきましたでしょうか…。
今回採り上げますのは……
京都市山科区にあります 勧修寺 です。
私が勧修寺を訪れたのは、昨年の4月でした。
拝観入り口傍には、綺麗な桜も咲いていました。
突然ですが、この記事を読んでいただいている皆様は"そうだ、京都行こう"という標語をお聞きになってことはございますでしょうか。
JR東海が行っているキャンペーンの標語なのですが、毎年様々な寺社や京都の風景、街並みを紹介しています。
ここ勧修寺は2018年春の舞台となり、一躍名を知られることとなりました。
ご参考にどうぞ→YouTube "そうだ、京都行こう"公式動画
動画ほど綺麗な動画はド素人の私ではなかなか……^^;(笑)
では、勧修寺の由来から採り上げていきましょうか。
真言宗山階(やましな)派の大本山。山号は亀甲山。昌泰三年(九〇〇)に藤原胤子(いんし、醍醐天皇の生母)の願いで藤原定方(さだかた、胤子の弟)が祖父の宮道弥益(みやじのいやます)の邸宅跡に開創。
承俊律師を開山に迎え、のち醍醐天皇の勅願寺となる。
本尊の千手観音は醍醐天皇の等身大とされる。
(引用:京都・観光文化検定試験 公式テキストブック)
皇室と縁ある寺院、いわゆる門跡寺院として知られています。
今回、勧修寺を採り上げた大きな理由は、「勧修寺」の読み方です。
勘ぐらずに読むならば「かんしゅうじ」ですが、正式名称は「かじゅうじ」です。
このブログでは、正式名称と通称とが異なる寺社をいくつも採り上げてきましたが、この勧修寺の例も非常に面白いです。
今回は写真をメインにしようかと思います。
大量の画像、失礼致しました。
Kajuji、Kaju-ji、Kajuji Temple、Kaju-ji Temple、Kanshuji、Kanshu-ji 等、統一されていないのはご覧の通りです。
正式名称は「かじゅうじ」ですので、Kajuji、Kaju-ji、寺院の名前を表記するときはKajuji Temple、Kaju-ji Templeのいずれかに統一するべきなのかも知れませんが、「かんしゅうじ」という呼称も一般的には認知されているものというのが、この英語表記から想像つくかと思います。
採り上げた画像から推察すると、勧修寺という言葉は寺院の名前と共に地域の名前としても使われているといえます。
寺院の名前は「かじゅうじ」、地域の名前は「かんしゅうじ」という認識が現状されていると思われますが、勧修寺公園(グラウンド)はKanshuji Park と Kaju-ji Koen Ground の2種類あります。(公園をParkとするかKoenとするかは、これも一つの英語表記の問題ですが(笑))
寺社仏閣の名前と地域名、二通りの使われ方をしている例と比較すると……
貴船はKifune と Kibune、神社名はKifune、地域名はKibuneでした。
貴船の場合、貴船神社が水の神様を祀る神社であることから、神社名の場合は濁らず「きふね」と発音する、という明確な理由がありました。
ただ、貴船神社は珍しい例と言えるかも知れませんね。
今回は、山科区にあります勧修寺を採り上げました。
名前の読み方が2種類あり、また、それが統一がされていない面白い例でした。
Kaju-ji Temple is located in Yamashina area, Kyoto city.
This temple is chosen as the symbol of Japanese tourism campaign.
This temple's name is written "勧修寺" in Japanese character kanji, but this name has two kinds of pronunciation "kajuji" and "kanshuji".
The pronunciation "Kajuji" is the formal one.
Now "Kanshuji" may put in many direction boards and guide books, but "Kajuji" and "Kanshuji" have the same meaning.
So if you visit this temple, it may be good to remember the two pronunciations not to get lost.
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
※夏の京都に来られる際は、熱中症にご注意を。
※Please do not forget to drink something cold if you visit Kyoto in summer.
-Good English, Good Japan-
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